7冊同時進行読書、2020年4週目です。
今週も7冊同時進行で読書します。《7》
2020年 1月19日 (日曜日)
- 【戦争と平和】(一) 第一部 第三篇 8 (~477ページ)
- 【竹取物語】(~33ページ)
- 【水滸伝】(二) 巻の十七 花和尚 単(ひと)りにて二竜山を打ち 青面獣 双(ふた)りして宝珠寺を奪う (~157ページ)
- 【白銀の墟 玄の月】(第二巻) 九章 3(~193ページ)
- 【赤毛のアン】第三十章 クイーン学院の受験(~353ページ)
- 【イリアス】第六歌 ヘクトルとアンドロマケの語らい(~196ページ)
- 【不思議の国のアリス】第二章 涙の池(~22ページ)を読みました。
【戦争と平和】
ロシア軍とオーストリア軍の閲兵が行われました。それぞれの国の皇帝が検閲します。
皇帝、とくにロシアのアレクサンドル皇帝の登場により、兵士達というか、軍隊そのものが興奮状態に陥ります。若く純朴な青年将校のニコライ・ロフトフも例外ではありません。むしろ、それ以上です。命を含め、全てを捧げたいと強く思います。
こういう、身分の高い人に対する忠誠心、あるいは献身的な思いというのは、理解できないところです。
作家ならば作品、スポーツ選手ならば記録や実績により評価されますが、王や貴族などといった生まれによる人達に対しての価値付けがどうなされるのか判然としません。
血筋という事になるのでしょうが、優れた素質というのは、必ずしも遺伝するとは限らないと思うのですが、それ以外の何かがあるのでしょうか。
【水滸伝】
操刀鬼の曹正登場。地稽星の生まれ変わりで、梁山泊第81位です。
2020年 1月20日 (月曜日)
- 【戦争と平和】(一) 第一部 第三篇 9 (~482ページ)
- 【竹取物語】(~34ページ)
- 【水滸伝】(二) 巻の十七 花和尚 単(ひと)りにて二竜山を打ち 青面獣 双(ふた)りして宝珠寺を奪う (~162ページ)
- 【白銀の墟 玄の月】(第二巻) 九章 4 (~204ページ)
- 【赤毛のアン】第三十章 クイーン学院の受験(~357ページ)
- 【イリアス】第六歌 ヘクトルとアンドロマケの語らい(~200ページ)
- 【不思議の国のアリス】第二章 涙の池(~22ページ)を読みました。
【赤毛のアン】
いろいろな樹木の名が出てくるのですが、聞いたことはあってもピンときません。
例えば、樅(もみ)、楡(にれ)、ブナなどです。少し調べてみます。
樅(もみ)。
これはまあ、クリスマスツリーですね。
マツ科の常緑高木。
楡(にれ)
日立のCMで有名です。♪この木何の木、気になる木♬ですね。
ニレ科の落葉高木。
ブナ
どんぐりのなる木です。
若干ややこしいです。
楢(なら)や樫(かし)かしなどブナ科の木の実をどんぐりと呼んでおり、栗や椎(しい)も同じ仲間です。
オーク材のオークもこの仲間で、ブナ科コナラ族だそうです。
2020年 1月21日 (火曜日)
- 【戦争と平和】(一) 第一部 第三篇 9 (~487ページ)
- 【竹取物語】(~36ページ)
- 【水滸伝】(二) 巻の十七 花和尚 単(ひと)りにて二竜山を打ち 青面獣 双(ふた)りして宝珠寺を奪う (~173ページ)
- 【白銀の墟 玄の月】(第二巻) 九章 5 (~212ページ)
- 【赤毛のアン】第三十一章 二つの流れの合うところ(~361ページ)
- 【イリアス】第六歌 ヘクトルとアンドロマケの語らい(~205ページ)
- 【不思議の国のアリス】第二章 涙の池(~27ページ)を読みました。
【戦争と平和】
ロシアとオーストリアの皇帝の列席のなか、軍事会議が行われ、即座に進撃してナポレオンとの決戦を試みることが決議されます。
熟慮に裏打ちされた議論を行ったというよりも、勢いに任せた論戦で決定されたという感じです。
2020年 1月22日 (水曜日)
- 【戦争と平和】(一) 第一部 第三篇 10 (~494ページ)
- 【竹取物語】(~38ページ)
- 【水滸伝】(二) 巻の十七 花和尚 単(ひと)りにて二竜山を打ち 青面獣 双(ふた)りして宝珠寺を奪う (~180ページ)
- 【白銀の墟 玄の月】(第二巻) 九章 5 (~218ページ)
- 【赤毛のアン】第三十一章 二つの流れの合うところ(~366ページ)
- 【イリアス】第六歌 ヘクトルとアンドロマケの語らい(~208ページ)
- 【不思議の国のアリス】第二章 涙の池(~31ページ)を読みました。
【不思議の国のアリス】
言葉の遊びが、そのまま物語世界になった感じです。
とはいえ、物語というか小説や童話自体が言葉で出来ているので、しゃれやその他の言葉遊びが、物語世界の構築に深く関わっているというのは、どういうことなのでしょうか。
これは【不思議の国のアリス】の重要なテーマの一つのような気もするし、どうでもいいことのようなというか、あまり深く考えなくてもいいような気もします。
記号としての言葉と実際にものを指し示す言葉、しかし、文字にすれば同じ事になってしまいます。その辺りで遊んでいながら、物語世界としても成立している特殊な名作ですね。
2020年 1月23日 (木曜日)
- 【戦争と平和】(一) 第一部 第三篇 11 (~496ページ)
- 【竹取物語】(~39ページ)
- 【水滸伝】(二) 巻の十八 美髯公 智もて挿翅虎を穏(なだ)め 宋公明 私(ひそ)かに晁天王を放つ (~190ページ)
- 【白銀の墟 玄の月】(第二巻) 十章 1 (~230ページ)
- 【赤毛のアン】第三十二章 合格者発表(~369ページ)
- 【イリアス】第七歌 ヘクトルとアイアスの一騎討。死体収容(~212ページ)
- 【不思議の国のアリス】第三章 コーカス・レースと長いお話(~35ページ)を読みました。
【水滸伝】
宋江の登場です。
梁山泊の好漢序列108人中の第1位です。
渾名は呼保義(こほうぎ)です。他に及時雨(きゅうじう)とも呼ばれています。
弟は鉄扇子の宋清です。(登場はしていません。)
中心人物でありながら、かなり悲惨な目にあいます。それが子どものころに【水滸伝】を読んだとき衝撃的でした。
2020年 1月24日 (金曜日)
- 【戦争と平和】(一) 第一部 第三篇 11 (~500ページ)
- 【竹取物語】(~41ページ)
- 【水滸伝】(二) 巻の十八 美髯公 智もて挿翅虎を穏(なだ)め 宋公明 私(ひそ)かに晁天王を放つ (~200ページ)
- 【白銀の墟 玄の月】(第二巻) 十章 2 (~244ページ)
- 【赤毛のアン】第三十二章 合格者発表(~374ページ)
- 【イリアス】第七歌 ヘクトルとアイアスの一騎討。死体収容(~214ページ)
- 【不思議の国のアリス】第三章 コーカス・レースと長いお話(~38ページ)を読みました。
【不思議の国のアリス】
アリスが動物たちに、自分が持っていた金平糖を配る場面があります。
それは、アリス自身がポケットに入れていたものなのですが、『金平糖って、イギリスの少女が持っていたというには少し似つかわしくないなあ』と思いました。
訳が少し古いのかと、他の訳文を調べると「キャンディー」「ドライフルーツ」などがありました。
まあ、ここは「キャンディー」なのかなと思ったのですが、一応原文も見ると「comfit」とのことです。
comfit
やや古い言葉で、(干し果実・ナッツ入りの)糖菓。〔ジーニアス英和辞典〕
《旧》コンフィット、砂糖菓子。〔O-LEX英和辞典〕
意外と金平糖が一番近かったですね。訳者さんすみませんでした。
2020年 1月25日 (土曜日)
- 【戦争と平和】(一) 第一部 第三篇 12 (~509ページ) 91日目
- 【竹取物語】(~42ページ) 20日目
- 【水滸伝】(二) 巻の十八 美髯公 智もて挿翅虎を穏(なだ)め 宋公明 私(ひそ)かに晁天王を放つ (~211ページ) 25日目、総計77日目
- 【白銀の墟 玄の月】(第二巻) 十章 4 (~252ページ) 24日目、総計70日目
- 【赤毛のアン】第三十二章 合格者発表(~374ページ) 63日目
- 【イリアス】第七歌 ヘクトルとアイアスの一騎討。死体収容(~219ページ) 56日目
- 【不思議の国のアリス】第三章 コーカス・レースと長いお話(~42ページ) 13日目を読みました。
【竹取物語】
かぐや姫は、帝から宮仕えを求められます。
その旨を伝えに来た内侍(女官)に辞意を告げると、内侍はさらに、国王の勅命を反故にするなんてあり得ないと言います。かぐや姫、「では早くお殺しなさい。」と返します。
宮仕えをすれば翁に爵位を与えると提示され、ならば、一瞬仕えた後死にます。という趣旨のことをいいます。
さあ、殺せ的な開き直りですね。
そもそも、このかぐや姫、自分の美貌も否定しています。自意識過剰の逆というか、かなり自分自身を軽視というか、全く重要なものとは思っていないようです。
また、来週。