7冊同時進行読書、2020年19週目です。
今週も先週に引き続き、7冊同時進行で読書します。《通算22週目》
2020年 5月3日 (日曜日)
- 【戦争と平和】(二) 第二部 第四篇 12 (467~473ページ) 87日目、総計190日目。
- 【草枕】七(81~83ページ) 26日目。
- 【水滸伝】(五) 巻の四十三 仮(にせ)李逵 剪径(おいはぎ)して単(ひとりたび)の人を劫(おびや)かし 黒旋風 沂嶺に四匹の虎を殺す(5~19ページ) 1日目、総計176日目。第五巻開始です。(全十巻)
- 【白銀の墟 玄の月】(第四巻) 二十五章 1 (405~414ページ) 42日目、総計170日目。
- 【若草物語】虚栄の市(187~194ページ) 34日目。
- 【イリアス】(下) 第二十歌 神々の戦い(257~267ページ) 55日目、総計155日目。
- 【保元物語】上巻 後白河院の院御即位の事(17ページ) 3日目。 を読みました。
【保元物語】
まず、72代から78代の歴代天皇が以下の通りです。
第72代天皇、白河天皇。
第73代、堀河天皇。
第74代、鳥羽天皇。
第75代、崇徳天皇。
第76代、近衛天皇。
第77代、後白河天皇。
第78代、二条天皇。
1107年 堀河天皇は崩御。5歳で鳥羽天皇即位。
1123年 鳥羽天皇21歳で退位。崇徳天皇即位。
1129年 白河天皇崩御。(白河法皇)
1141年 近衛天皇3歳で即位。必然的に崇徳天皇は退位。新院と称される。
1155年 近衛天皇17歳で崩御。後白河天皇が29歳で即位。
院政について。
天皇が皇位を譲ると上皇になります。その上皇が出家すると法皇になります。
(上皇は院とも呼ばれます。)
天皇が後継者に皇位を譲り上皇(太上天皇・だじょうてんのう)となり、新たに即位したその天皇に代り、上皇または法皇が政務を直接行う政治形態を院政といいます。
1086年白河天皇が譲位して白河上皇になり(院政の始まり)、平家滅亡の1185年頃までを「院政時代」と呼びます。
保元は年号(1156~1159)で(今なら令和)、そのころに起きたのが保元の乱〔簡単に言ってしまえば、無理やり退位させられた崇徳天皇の反乱〕で、それを扱った軍記物語が【保元物語】です。
【水滸伝】
朱貴の弟、笑面虎の朱富(しゅふう)登場。地蔵星の生まれ変わりで梁山泊第93位です。
2020年 5月4日 (月曜日)
- 【戦争と平和】(二) 第二部 第四篇 12 (473~477ページ)
- 【草枕】八(83~89ページ)
- 【水滸伝】(五) 巻の四十三 仮(にせ)李逵 剪径(おいはぎ)して単(ひとりたび)の人を劫(おびや)かし 黒旋風 沂嶺に四匹の虎を殺す(19~26ページ)
- 【白銀の墟 玄の月】(第四巻) 二十五章 2 (414~423ページ)
- 【若草物語】家庭の娯楽(195~200ページ)
- 【イリアス】(下) 第二十歌 神々の戦い(267~274ページ)
- 【保元物語】上巻 法皇熊野御参詣幷(ならび)に御宣託の事(17~19ページ) を読みました。
【保元物語】熊野神社
2020年 5月5日 (火曜日)
- 【戦争と平和】(二) 第二部 第五篇 1 (478~485ページ)
- 【草枕】八(89~94ページ)
- 【水滸伝】(五) 巻の四十三 仮(にせ)李逵 剪径(おいはぎ)して単(ひとりたび)の人を劫(おびや)かし 黒旋風 沂嶺に四匹の虎を殺す(26~35ページ)
- 【白銀の墟 玄の月】(第四巻) 二十五章 3 (423~429ページ)
- 【若草物語】家庭の娯楽(200~204ページ)
- 【イリアス】(下) 第二十一歌 河畔の戦い(275~278ページ)
- 【保元物語】上巻 法皇崩御の事(19ページ) を読みました。
2020年 5月6日 (水曜日)
- 【戦争と平和】(二) 第二部 第五篇 2 (485~490ページ)
- 【草枕】九(94~100ページ)
- 【水滸伝】(五) 巻の四十三 仮(にせ)李逵 剪径(おいはぎ)して単(ひとりたび)の人を劫(おびや)かし 黒旋風 沂嶺に四匹の虎を殺す(35~42ページ)
- 【白銀の墟 玄の月】(第四巻) 二十五章 3 (429~436ページ) 全四巻読了です。 第四巻45日、総計173日です。
- 【若草物語】家庭の娯楽(204~210ページ)
- 【イリアス】(下) 第二十一歌 河畔の戦い(278~284ページ)
- 【保元物語】上巻 法皇崩御の事(20ページ) を読みました。
【水滸伝】
青眼虎の李雲登場。地察星の生まれ変わりで梁山泊第97位です。
背が高く堂々としており、髭は赤く目は碧緑という漢民族では無いような風采です。
好漢達の一覧、登場順に作りたいと思います。特にその姿の忘備録として。
【白銀の墟 玄の月】
全四巻読み終わりました。2019年11月17日から読み始めて173日、ほぼ半年です。
反逆者の心理とか面白い箇所は多々あったのですが、地味で冗長の感は否めないところです。十二国記のファンではあるのですが、本作を読み返すなら、他の作品をそうすると思います。
異世界を感じていたい自分としては、例え冗長であったとしても、そこで十二国記ならではの世界に浸れれば満足できたのですが、長く続く戦闘への準備期間の場面が、古の中国や日本を彷彿とさせ、異世界である十二国感があまりなかったように思いました。
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2020年 5月7日 (木曜日)
- 【戦争と平和】(二) 第二部 第五篇 3 (490~494ページ)
- 【草枕】九(100~104ページ)
- 【水滸伝】(五) 巻の四十三 仮(にせ)李逵 剪径(おいはぎ)して単(ひとりたび)の人を劫(おびや)かし 黒旋風 沂嶺に四匹の虎を殺す(42~48ページ)
- 【リリス】1. 図書室(9~11ページ)1日目。
- 【若草物語】家庭の娯楽(210~214ページ)
- 【イリアス】(下) 第二十一歌 河畔の戦い(284~289ページ)
- 【保元物語】上巻 新院御謀叛思召立つ事(21ページ) を読みました。
【リリス】
今日から読み始めます。(図書室の場面から始まります。図書室といっても、規模的には上のイメージ画像ぐらいありそうです。)
ジョージ・マクドナルド作、荒俣宏訳。ちくま文庫版です。
既に廃版になっているようです。今のところKindleにもありません。名作なんですけどね。
ジョージ・マクドナルドはスコットランドの小説家で、そのファンタジー小説や童話は他の多くの作家に影響を与えています。(不思議の国のアリスのルイス・キャロル、指輪物語ロード・オブ・ザ・リングの J・R・R・トールキン、ナルニア国物語のC・Sルイス等 )
英国ファンタジーの元祖とも言える作家です。【リリス】は【ファンタステス】とともにジョージ・マクドナルドの二大傑作と言われています。
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この世界幻想文学大系の書籍はほぼ中古でしか手に入らない状況です。
2020年 5月8日 (金曜日)
- 【戦争と平和】(二) 第二部 第五篇 3 (494~498ページ)
- 【草枕】十(105~109ページ)
- 【水滸伝】(五) 巻の四十四 錦豹子 小径にて戴宗に逢い 病関索 長街にて石秀に遇う(49~56ページ)
- 【リリス】1. 図書室(11~19ページ)
- 【若草物語】経験(214~218ページ)
- 【イリアス】(下) 第二十一歌 河畔の戦い(289~294ページ)
- 【保元物語】上巻 新院御謀叛思召立つ事(22ページ) を読みました。
【草枕】
鏡が池に画をかきに来ました。(主人公は画家)
椿が咲いています。
花びらが散らずに、まとまって落ちるのが、なんとなく毒々しいとの描写があります。
毒々しいといえば、葉も暗い緑で光沢があり、日陰でよくみられることも異様な感じがしなくもないです。
品種改良により、八重咲きだったり、もっと明るい花色、淡い花色もありますが、やはり椿といえば、昔ながらのこの画像のものが思い浮かびます。
【リリス】
図書室に老紳士の幽霊が現われます。
稀少で貴重な古書を多く所蔵している、この古い図書室に特別に飾られている肖像画は、アプウォード卿のものです。(本作主人公の御先祖様。)
そのアプウォード卿の下で司書を勤めていたのが、今回幽霊として現れたレーヴン氏なのですが、彼は悪魔であろうとあっさり書かれています。
【水滸伝】
楊林、登場。
- 梁山泊51位、地暗星の生まれ変わり。
- 渾名は錦豹子。(精悍な顔立ち、恵まれた体格と良き風体のため。錦は優れていて見事であることの例え)
- 頭は円く、耳は大きく、鼻すじはとおり、口はいかつく、眉は秀で、目はおおらか、腰は細く、肩はひろい。
- 筆管槍という空洞の柄をもつ槍の使い手。
鄧飛、登場。
- 梁山泊49位、地闘星の生まれ変わり。
- 渾名は火眼狻猊(火眼は赤い目、目が赤いのは人肉を多く喰らっていたせいとのことです。狻猊は伝説上の生き物でほぼ獅子)
- 大男、目が赤い。
- 鉄くさりの達人。
孟康、登場。
- 梁山泊70位、地満星の生まれ変わり。
- 渾名は玉旛竿(ぎょくはんかん)
- 色白で長身。
- 弩(いしゆみ)の使い手、元船大工。周囲を湖に囲まれ、黄河に連なる梁山泊で、その造船技術は後の梁山泊における軍船の建造に大いに貢献した。
裴宣(はいせん)、登場。
- 梁山泊47位、地正星の生まれ変わり。
- 渾名は鉄面孔目(峻烈で厳格な性格、孔目は裁判官)
- 均整のとれたかっぷくのいい体格。色白。
- 二刀流の達人。抜群の事務処理能力を持つ。後に梁山泊の事務、人事、規則整備、軍の再編成を実施。梁山泊を山賊集団から一大軍事組織へと飛躍させた。
2020年 5月9日 (土曜日)
- 【戦争と平和】(二) 第二部 第五篇 4 (498~503ページ) 93日目、総計196日目。
- 【草枕】十(109~113ページ) 32日目。
- 【水滸伝】(五) 巻の四十四 錦豹子 小径にて戴宗に逢い 病関索 長街にて石秀に遇う(56~66ページ) 7日目、総計182日目。
- 【リリス】2. 鏡(20~23ページ) 3日目。
- 【若草物語】経験(218~221ページ) 40日目。
- 【イリアス】(下) 第二十一歌 河畔の戦い(294~298ページ) 61日目、総計161日目。
- 【保元物語】上巻 新院御謀叛思召立つ事(24ページ) 9日目。 を読みました。
【イリアス】
アテネとアレスが戦います。アイギスという無敵の武具(上の画像で左手に掲げている盾)を持つアテネの圧勝でした。
アレスも戦いの神で、オリンポス十二神の一柱なのですが、結構ひどい扱い方をされることが多いです。
また、来週。
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