【おくのほそ道】宮城野
名取川を渡って仙台に入る。あやめ葺く日なり。
ここでの「あやめ」はサトイモ科菖蒲のことです。
7冊同時進行読書、2020年14週目です。
今週も7冊同時進行で読書します。《通算17週目》
2020年 3月29日 (日曜日)
- 【戦争と平和】(二) 第二部 第三篇 6 (271~276ページ) 52日目、総計155日目。
- 【おくのほそ道】◈宮城野(84~88ページ) 21日目。
- 【水滸伝】(四) 巻の三十五 石将軍 村の店に書を寄(とど)け 小李広 梁山に雁を射る(77~82ページ) 10日目、総計141日目。
- 【白銀の墟 玄の月】(第四巻) 十九章 7 (55~59ページ) 7日目、総計134日目。
- 【あしながおじさん】(220~221ページ) 55日目。
- 【イリアス】(下) 第十五歌 船陣からの反撃(89~95ページ) 20日目、総計120日目。
- 【李陵・山月記】山月記(7~12ページ) 1日目 を読みました。
【おくのほそ道】宮城野
萩の名所ですが、芭蕉が訪れた今は、5月端午の節句で花は咲いてはいません。
宮城野の萩茂り合いて、秋の気色思いややるる。
萩で画像検索すると、他に山口県の萩市、おはぎ(ぼたもち)がでてきます。
ついでに貼っときます。
【李陵・山月記】
今日から読みます。著者は中島敦、新潮文庫版です。
短編集で、収録作品は山月記、名人伝、弟子、李陵の4編です。
たしか山月記は高校の教科書に載っていた記憶があります。
これらの著作も含め、他の作品も青空文庫で無料で読めます。機会があれば、狼疾記あたりを読んでみたいと思います。
李陵・山月記 (新潮文庫 なー5-1 新潮文庫) [ 中島 敦 ] 価格:473円 |
【ブログ】 3月18日の日誌より。
とにかく、ブログの文を書いている時間が圧倒的に少な過ぎます。(多くの日においてゼロ)
少なくとも1日に1時間は文章作成に当てたいので、今日から徐々に増やしていきます。
10分づつ1週間ごとに増していき、5週間後に60分にもっていきます。まだ継続中です。
3月18日(水)~3月24日(火) 10分- 3月25日(水)~3月31日(火) 20分
- 4月1日(水)~4月7日(火) 30分
- 4月8日(水)~4月14日(火) 40分
- 4月15日(水)~4月21日(火) 50分
- 4月22日(水)~ 60分 《 4月26日でブログ開始6ヶ月 》
2020年 3月30日 (月曜日)
- 【戦争と平和】(二) 第二部 第三篇 7 (276~282ページ)
- 【おくのほそ道】◈壺の碑(89~92ページ)
- 【水滸伝】(四) 巻の三十五 石将軍 村の店に書を寄(とど)け 小李広 梁山に雁を射る(82~87ページ)
- 【白銀の墟 玄の月】(第四巻) 二十章 1 (61~72ページ)
- 【あしながおじさん】(220~227ページ) 56日目。読了です。
- 【イリアス】(下) 第十五歌 船陣からの反撃(95~101ページ)
- 【李陵・山月記】山月記(12~16ページ) を読みました。
【水滸伝】
赤ずくめの装束、赤馬に騎乗した若武者呂方、かたや、白ずくめの装束、白馬に騎乗した若武者郭盛登場。登場するないなや両者は闘いを繰り広げ、実力は拮抗し勝負はつきません。色彩的に見事で印象深い好漢の登場場面です。
小温侯の呂方、地佐星の生まれ変わりで、梁山泊第54位。
賽仁貴の郭盛、地祐星の生まれ変わりで、梁山泊第55位。
【あしながおじさん】
読み終わりました。今回読んだのが2回目で、初見は1996年9月2日~11月7日とのメモが最後のページにありました。約200ページで2ヶ月以上かかっているので、おそらく今と同様に、何冊が同時進行で読書をしていた時期でしょう。(このブログをはじめることで、7冊の本を読んでいますが、ほとんど読書をしなくなっていた時期も結構あります。)
続編【続・あしながおじさん】があるのですが、この手の作品の続編には珍しく面白かった記憶があります。(本編同様、読んだのはおそらく20数年前。)
この手の作品というのは、処女出版あるいは執筆活動を初めて早い段階でヒットし一世を風靡した作品のことです。
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僕が読んだのは厨川圭子訳の角川文庫版なのですが、現在取り扱いがないみたいです。
角川つばさ文庫、岩波少年文庫等、挿し絵入り、若干子ども向けの装丁が多いです。
2020年 3月31日 (火曜日)
- 【戦争と平和】(二) 第二部 第三篇 8 (282~286ページ)
- 【おくのほそ道】◈末の松山・塩竈の浦(93~96ページ)
- 【水滸伝】(四) 巻の三十五 石将軍 村の店に書を寄(とど)け 小李広 梁山に雁を射る(87~96ページ)
- 【白銀の墟 玄の月】(第四巻) 二十章 2 (73~79ページ)
- 【若草物語】巡礼遊び(3~10ページ)
- 【イリアス】(下) 第十五歌 船陣からの反撃(101~105ページ)
- 【李陵・山月記】名人伝(17~20ページ) を読みました。
【水滸伝】
地醜星の生まれ変わり。石将軍の石勇登場。梁山泊第99位です。
【若草物語】
オールコット作【若草物語】今日から読み始めます。
松本恵子訳、新潮文庫版です。
四姉妹の物語です。
- 長女 メグ(マガレット・マーチ)16歳
- 次女 ジョー(ジョセフィン・マーチ)15歳
- 三女 ベス(エリザベス・マーチ)13歳
- 四女 エミイ(エミイ・マーチ)12歳
末っ子のエミイは、言葉の拙さなどを次女のジョーにいじられたりして、もっと幼い印象ですが、実際にはあまり歳は離れていないのですね。甘えん坊かつ背伸びをしたがるところをジョーは攻撃したくなるみたいです。
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【李陵・山月記】名人伝
紀昌という男が弓の名人になる話です。
まず、目の基礎訓練に5年を費やします。
まばたきしないようになるために2年。
微細な物が巨大に見えるようになるために3年です。
話は変わりますが、この作品は作者こそ日本人ですが中国が舞台の中国の話、同時進行で読んでいる十二国記の【白銀の墟・玄の月】も中国ではないにしろ、登場人物の名前などからして、中国風の物語。【水滸伝】は言うまでもなく中国の小説です。
中国の物語(もちろん現代の中国は除く)は好きなのですが、我ながらかなり偏った感じになっています。
【ブログ】
先ほどの話の続きとなりますが、この7冊同時進行読書というブログを始めるにあたり、その7冊の本の内容が偏らないようにするために、これから読んでいこうとしている本(基本再読です。)をいくつかのジャンルに分けて、そこからまんべんなく選ぶようにしました。
- 特定の日本の作者の作品。( 夏目漱石・宮沢賢治・志賀直哉・山田風太郎 )
- 日本の古典。
- 中国の作品。
- 古代ギリシア・ローマの作品。
- SF・ファンタジー
- 少女が主人公の物語。
- 中世・近代ヨーロッパの作品。
- その他。
今読んでいる7冊の本でいえば、
- ー
- 【おくのほそ道】
- 【水滸伝】
- 【イリアス】
- 【白銀の墟・玄の月】
- 【若草物語】
- 【戦争と平和】
- 【李陵・山月記】
となります。ざっくりとした分類です。(リストを作らないとなあ…)
2020年 4月1日 (水曜日)
- 【戦争と平和】(二) 第二部 第三篇 9 (286~290ページ)
- 【おくのほそ道】◈塩竈神社(97~99ページ)
- 【水滸伝】(四) 巻の三十五 石将軍 村の店に書を寄(とど)け 小李広 梁山に雁を射る(96~102ページ)
- 【白銀の墟 玄の月】(第四巻) 二十章 3 (79~91ページ)
- 【若草物語】巡礼遊び(10~17ページ)
- 【イリアス】(下) 第十五歌 船陣からの反撃(105~108ページ)
- 【李陵・山月記】名人伝(20~22ページ) を読みました。
【おくのほそ道】塩竈神社
2020年 4月2日 (木曜日)
- 【戦争と平和】(二) 第二部 第三篇 10 (290~297ページ)
- 【おくのほそ道】◈松島(100~102ページ)
- 【水滸伝】(四) 巻の三十五 石将軍 村の店に書を寄(とど)け 小李広 梁山に雁を射る(102~107ページ)
- 【白銀の墟 玄の月】(第四巻) 二十章 4 (91~100ページ)
- 【若草物語】巡礼遊び(17~23ページ)
- 【イリアス】(下) 第十五歌 船陣からの反撃(108~112ページ)
- 【李陵・山月記】名人伝(22~26ページ) を読みました。
【おくのほそ道】松島
2020年 4月3日 (金曜日)
- 【戦争と平和】(二) 第二部 第三篇 11 (297~303ページ)
- 【おくのほそ道】◈松島(103~106ページ)
- 【水滸伝】(四) 巻の三十五 石将軍 村の店に書を寄(とど)け 小李広 梁山に雁を射る(107~110ページ)
- 【白銀の墟 玄の月】(第四巻) 二十章 4 (100~105ページ)
- 【若草物語】巡礼遊び(23~26ページ)
- 【イリアス】(下) 第十六歌 パトロクロスの巻(113~120ページ)
- 【李陵・山月記】弟子(27~30ページ) を読みました。
2020年 4月4日 (土曜日)
- 【戦争と平和】(二) 第二部 第三篇 12 (303~307ページ) 58日目、総計161日目。
- 【おくのほそ道】◈松島(107~109ページ) 27日目。
- 【水滸伝】(四) 巻の三十六 梁山泊にて呉用は戴宗を挙げ 掲陽嶺にて宋江は李俊に逢う(113~120ページ) 16日目、総計147日目。
- 【白銀の墟 玄の月】(第四巻) 二十章 5 (105~114ページ) 13日目、総計140日目。
- 【若草物語】祝クリスマス(26~33ページ)5日目。
- 【イリアス】(下) 第十六歌 パトロクロスの巻(120~123ページ) 26日目、総計126日目。
- 【李陵・山月記】弟子(30~33ページ) 7日目。 を読みました。
【若草物語】
四姉妹の父親は出征しています。
アメリカの南北戦争です。
黒人奴隷解放を掲げる北軍の従軍牧師です。
映画にもなった「風と共に去りぬ」と同時代です。全く詳細を知らない僕のイメージとしては、北軍正義の味方、南軍悪者という印象ですが、そう単純な話ではないのでしょうね。
また、来週。